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必見!マインドフルネス瞑想をやり続けるとどうなる?続ける価値は?

2015.02.14

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「著名なリーダーたちが共通してやっているただ1つのこと」として紹介されたメディテーション。
忙しい時間をなんとかやりくりしてマインドフルネス瞑想を行うけど、やり続けると本当のところ、何がどうなるのか?やり続ける価値があるのか?

その疑問に答えてくれる貴重な記事を発見しましたので、日本語訳してご紹介します。

原文筆者はMiLIのメンターでもある、SIYLI創設者、Google役員のチャディ・メン・タン(愛称メンさん)。今日マインドフルネスを牽引するリーダー・実践者であるメンさんが、自らのマインドフルネス瞑想100分、100時間、500時間、1000時間、2000時間というポイントポイントでの変化について記したものです。これまであるようでなかった必見!の解説です。

100時間、1000時間と具体的な数字は個人差があるでしょうし、それぞれでできる範囲で実践を楽しめばよいとMiLIでは思っておりますが、要所要所での気づきは私たちも大きく共感するところです。

まずは楽しむために、リラックスするために、好奇心から、なんかよさそうだからーーマインドフルネス始めてみませんか?

(ぼくらきみこ)

Meng20140223

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チャディ・メン・タンによるQuoraのポストより

仏教は人々が成功を得るためのヘルプになるか?それとも平和な気持ちにさせてくれるだけか?

 

答えはYesでありNoである。仏教の実践はいくつものレベルで作用する。低いレベルでは、現世的な成功に直接つながるし、高いレベルでは成功したいというニーズを超越するので、成功自体が個人的な選択になる。

仏教の瞑想実践の一番初歩の段階では、約100分の瞑想実践(例:140分のマインドフルネス瞑想の直後からGRE《大学院受験の標準テスト》のスコアが上がった)から始まり、さらに50-100時間の実践でかなりしっかりとしてくるというふうに、運動を身につけるのと類似している。運動をすると身体的に健康になり、それが成功を含めた生活全般のあらゆる側面をより良くしてくれる。同様にこの段階での瞑想も、メンタルな運動のようなもので、メンタルな(そして感情面でも)健康と能力を促進し、その結果仕事での成功を含めた生活のあらゆる側面をより良くしてくれる。たとえば、修羅場でも心を落ち着けるスキルを獲得し、その結果どんどんリーダーらしくなり、共感力も高まり、その結果より良いチームプレーヤーになる、など。私自身の経験では、この初期の段階では、仏教の実践は成功に大きくつながるものといえる。

しばらくすると、私の場合はだいたい500時間の実践の後だが、変化が始まる。仏教のトレーニングの他のことにも興味がわいてきたのだ。仏教のトレーニングとは大きく3つからなる: 徳(道徳)、瞑想、そして智慧(virtue, meditation, and wisdom)である。私はまず瞑想だけから始めたのだが、実践が深まるにつれ、心は徐々に残りの2つへも惹かれていった。ここで言う徳とは、主に優しさ、思いやり、寛大さ(そしてこれらを日々の生活で身体、言葉、行動で示していくこと。よって道徳ともされる)、そして智慧とは次の4つのトピックについての深い気づきである:苦しみの本質、苦しみの原因、苦しみからの解放の本質、苦しみからの解放の原因(「四聖諦ししょうたい」とも呼ばれる)。

驚いたのは、これをかなり普遍的に多くの人が経験するということだ。瞑想をする人は、もし実践をきちんとやっていれば、善なることに惹かれるようになる。なぜか?そこにはとてもシンプルな理由があると私は思う:私たちの心に悩みや苦しみがあると、心は邪悪なことに引き寄せられ、私たちの心に悩み苦しみがないと、心は善きことに引き寄せられるから。

約1,000時間の実践に達したところで、瞑想実践のいくつかのこと(平穏さや喜びをオンデマンドで起こせるなど)が上手にできるようになってくる。私が学んだのは、ここで瞑想の実践が本当に成功に役立つ、ということだ。実力のあるアスリートが大きな大会で勝利し始めるのとちょうど同じで、実力のある瞑想者が人生のゲームで勝利し始める。しかし皮肉なのは、ここは成功があまり重要でなくなってくる段階でもあるということだ。この段階では、内なる平和、喜び、優しさに安定してアクセスできるようになる。成功であってもなくても、すでに平和でハッピーなので、幸せを感じるために成功する必要がなくなる。同時に、副社長に昇進することより、智慧や思いやりといった人生でより大きく重要なことにより興味を持つようになる。

この時点で、自己と成功の関係性はとても健康なものへと移行する。それまでは、自己とは成功のための奴隷であった。この時点では、自己と成功は友達である。他の友達と同じで、一緒にいることもあれば、いないこともある。すべての友達と常に会っていなくても支障をきたさない。成功は個人の選択となる。

2000時間の実践を超えると(少なくとも私にとって)、別のスイッチが入る。ほとんどの瞑想のアドバンスな段階と同様に、人によってそれぞれ違った特徴を経験する。一つの特徴は日常的なことと非日常的なことの「非二元性」に気づき始めることだ。よく言われるのが「サムサラ(苦しみ)とニルヴァーナ(苦しみのない状態)は同じものである、と。これはこの段階にない人にとってはいやらしいほど混乱する話である。私の経験は少し異なった:頑固な苦しみの層を経験しながら、その下には岩のように強固な内なる平和と喜びの土台がある、といったような。この経験は日々の仕事を含めて、全てに広がる。明らかにこの経験は、自己と成功の関係性をさらに複雑にして、このQuoraの記事内では簡単には説明できない。さらにこの時点で話を複雑にするのが、無我(non-self)の発見であるが、これ自体が大きなトピックである。

ともかく、私のアドバイスは:Yes.仏教が人生の成功の助けになるというつもりで、仏教の実践をどうぞ始めてくださいということ。なぜなら、あなたがこの道を継続していくと、あなたはより成功し、そしてさらに素晴らしいのは、やって来る現世的な成功より、さらに先にはもっともっと甘い果実があるからだ。

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メンさんの活動“One Billion Acts of Peace”が認められ、2015年ノーベル平和賞の候補としてノミネートされました。悩み多き天才エンジニア時代から、マインドフルネス瞑想を続け「今は幸福がデフォルト状態」というメンさん。「世界平和」というビジョンが浮かんだ時、まさか!と思ったそうですが、勇気と日々の実践が徐々に実を結びつつあるのです。

【マインドフルネス瞑想を始めてみよう!】

MiLIでは月例勉強会(マンスリーMiLI)ビデオリソースブログなどで皆様の学びのお手伝いをさせていただいています。お役に立てれば幸いです。

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2015年もMiLI(一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート)では、最新・最善のマインドフルネスの学びと実践のサポートをいたします。

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