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Google訪問で見えてきた、職場にマインドフルネスを根づかせる4つのヒント

2015.03.05

3月2日(現地時間)に、シリコンバレーのGoogle本社を

訪ねました。

第一の目的は、マインドフルネスの実践コミュニティである

gPause のみなさんと会い、

一緒に月曜の昼定例のメディテーションを

行なうこと。

 

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今回は弊社理事でSIYトレーナーの

木蔵シャフェ君子がリード役をお引き受けして、

20分間のメディテーション。

終了後は皆さんと“あの”社員食堂で

ランチもご一緒させていただきました。

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この貴重な体験から見えてきた、

マインドフルネスを会社に根付かせていくためのヒントを

まとめてみました。

 

◆ヒント1:すぐ仕事に戻れる場所

 

えっ、こんなにふつうなの・・・?

 

Googleの社員たちがマインドフルネスメディテーションを

行なう部屋は、拍子抜けするほどふつうの会議室でした。

 

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(※会議室の壁側に積み上げられている坐蒲。

固定式のテーブルを囲んで椅子にすわって、

通常の会議のときのようなスタイルで瞑想するのもOK)

 

このふつうさが、私(吉田典生)にとって、

最大のインパクトでもありました。

このように、

別の建物には、いかにもマインドフル~なスペースもあります。

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(※Well-being に関わる活動専用のスペース)

 

しかし職場で日常的にマインドフルネスを味わい、

習慣にしていくためのコミュニティであるgPauseは、

多忙な彼らが気軽に出向けて、

ささっと仕事に戻れることが重要。

 

だから、日本で言えば職場のラジオ体操さながらに、

味も素っ気もないけど、

「すぐに行ける」「すぐにできる「すぐに戻れる」ことに意義があるのです。

 

 

◆ヒント2:マインドフルな世話人

 

ふつうさは物心両面の距離を縮めますが、

仕事のモードを切り替えにくい側面もあるでしょう。

 

このふつうさを実践に、

そして実践を継続へと発展させている源は、

gPauseをホストする社員がマインドフルであること。

 

ここでいきなりハードル上げたな・・・と思わないでください(笑)。

 

その意味は、

目の前にある自分の仕事を愛し、

目の前にいる人を心から大切に思い、

このひとときを、とてもとても喜び、

大切にしてくれていることが肌に伝わってくる、

ということ。

 

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案内してくれた29歳のNina Kim さんは、

まさにそんな、めちゃくちゃ素敵な女性でした。

(※右から3人目)

 

◆ヒント3:コミュニティリーダーを生かす仕組み

 

日本企業にも、

「こんな人こそ、いい会社をつくるリーダーに

なってほしい」と思う人、たくさんいます。

 

しかし残念ながら、

個人の輝きや活動が組織とリンクしていないことが多い。

 

gPauseは人材開発部門の直轄組織です。

人材開発部門には、

今日のGoogle社に大きな影響を与えた

ティクナット・ハン老師のセミナーやSIYを通じて、

マインドフルネスに目覚めたエグゼクティブたちが在籍しています。

 

そんな人々が、けっして前面に出ることなく、

コミュニティの自律的な取り組みを応援しているのです。

 

応援というのは、単に理念的なものではありません。

ものすごく具体的です。

 

それは、

gPauseにフルタイムで関わるスタッフを

3名配置していること、

その活動の影響を調査してデータ化していく動きなどに、

はっきりと現れています。

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(※参加を呼びかけるgPauseのチラシ。

職場ごとにたくさんのチームがあり、世界で約800名

が参加中)

 

組織としてのフォーマルな動きと、

個人としてのインフォーマルな動き。

 

それらが有機的に重なり合い、

マインドフルネスが一つのシステムに組み込まれていく。

 

私は、そんなダイナミズムを実感しました。

 

◆ヒント4:特殊性と普遍性

 

マインドフルネスの広がりを話すと、

それはシリコンバレーだから、Googleだから・・・と

言われることが少なくありません。

 

たしかに日本とアメリカでは大きく土壌が異なるし、

同じアメリカでも西海岸と東海岸では明らかに違います。

 

しかしマインドフルネスやウェルビーイングといった考え方を

実践し、それを拡げ、

人と組織の持続的な発展を可能にする鍵は、

特殊性ではなく、普遍的な要素にあるのではないでしょうか。

 

それは、

 

一、日常に溶け込ませる・・・日本の職場のラジオ体操みたいに。

 

二、本気と魅力を備えた人を活かす・・・日本にも“抜擢人事”の

ストーリーが、たくさんありますよね、

 

三、フォーマルとインフォーマルの融合・・・日本が世界に誇る

ものづくりの現場の成功だって、現場の自主性と組織的価値観の

融合があってのもの。

 

というわけで、

四、表面に現れてくる違いではなく、成功の原則を探る

 

マインドフルネスをシリコンバレーという切り口で見たら、

私たち日本社会で生きるビジネスマンとの違いばかりが

際立ってしまうかもしれません。

 

ところが実際のところ、

シリコンバレーだからうまくいくなんて簡単な話では

ないわけで。

 

実はその奥にある本質をたどっていくと、

社会と会社を変えるための活動の鍵が見えてくると思うのです。

 

gPauseは毎日のメディテーションを中心軸に、

さまざまな方面に活動を広げています。

その内容もさることながら、

実践を浸透させていく仕組みづくりこそ

私たちが目を向けるべきところだと実感しました。

 

( てんせい )

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3/27 マンスリーMiLIで、さらに詳しく

Google訪問、gPauseについてご紹介します。

 

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