社会と会社を 変える マインドフルリーダーシップ

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マインドフルネスとは

エビデンスにもとづくマインドフルネス(学会設立記念イベント)

2013.12.22

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本日、日本マインドフルネス学会の設立記念大会に参加しました。

「エビデンスにもどつき、日本の精神文化をふまえたマインドフルネスの研究と発信」

米国のSIY(Search Inside Yourself)をベースにする私たちも、

ちょうどここ「日本」でそれを如何に・・・ということを強く意識しはじめていたところです。

タイムリーでした。

マインドフルネスとは・・・について、印象に残った言葉の一つ。

「脱中心化・・・自分の思考と距離を置いて絶対化しない」(越川房子氏 同学会理事長
早稲田大学文学学術院教授)

これはまさに、注意力と認知力を鍛え、self regulation ――(自制心)をもって

思いやりに満ちたリーダーシップを発揮する・・・SIYが、

そして私たちMiLIが目指すポイントの一つです。

熊野宏昭氏(早稲田大学人間科学学術院教授)による「関係フレーム理論」からの

マインドフルネスへの言及も興味深かったです。

「言葉を使うことで、任意の刺激によって意味を付与できるのは他の動物にはない

人間の特性」

それなしに文明を築き発展させることはできなかった一方、

このような関係フレームづけには「ダークサイド」もあったと指摘。

「バーチャルな世界を作り上げる言葉の力は諸刃の剣」・・・

たとえば、

うつ病の人が「オレはダメなんだ。誰も声をかけてくれない」

と、言葉を通して意味を付与したとき、

直前に「おはよう」と誰かに一声かけられていても、

それは認知の世界から消えているわけですね。

このようにして、

「心の中で思っていることを事実と取り違えてしまう」(認知的フュージョン)。

うつ病などとは無縁に思えるビジネスのハイパフォーマーにも、

その文脈において同じリスクが等しく存在しているように思います。

「会社は成長させ続けなければダメなんだ」

「あいつは指示したことができない」

認知的フュージョンが組織の意思決定を狂わせたり、

部下との関係性を阻害する要因なることが山ほどあります。

人の心の中から広がる問題を解決するためのアプローチとしてだけではなく、

人の無限の可能性を広げていくアプローチとしてのマインドフルネス。

その視座を、あらためて強く認識した一日でした。

(てんせい)

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