社会と会社を 変える マインドフルリーダーシップ

一般社団法人 マインドフルリーダーシップインスティテュート一般社団法人 マインドフルリーダーシップインスティテュート

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ハウツー(マインドフルネス)

幸福・成功・そして優しさ(その1)

2014.01.16

Butterfly in Esalen

あなたの成功とはどんな状態ですか?

あなたの幸福のためには何が必要ですか?

あなたの心は習慣的にはどこ(過去・現在・今)にあるか、気づいていますか?

自分を厳しく律する、優しく受け入れる、どちらが得意(または大切)ですか?
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モチベーションの高いリーダーであれば、「ビジョン」「戦略」「計画」に思いをはせて、成功・貢献・達成を創りだそうとするでしょう。

また、マスメディアで伝えられる「成功」のパターンも、私たちに「なりたい自分」という具体的なイメージを与えます。
素敵なライフスタイル、立派なこころざし、素敵な活動ぶり、誇れる仲間、それらは魅力的で「こうありたい」と思って当然でしょう。
自己のためのみならず、「こうなれたら、周囲の人にもっと希望を与えることができる」と思い、そのようにあろう自分を律する人も多いでしょう。しかし:

  • 成功・貢献・達成、そしてなりたい自分、精いっぱい努力して一つずつ手に入れているが、真の幸福感を得るまでは、まだ達成が足りないと感じる。
  • 自信や人望は高まって嬉しくはある、勝ちパターンもできてきた(そして、これが幸せなのかと一瞬迷う)が、心の中は常に急いでいる、追い立てられている。
  • しばらく努力と達成を繰り返していくうちに、計画通りにならないことや人に対して不満を折々感じたり、どこかで疲弊感を感じる。

もしあなたにこのような心当たりがあれば、それは幸福の手前にある壁まで行き当ったという印です。

私自身もその一人でした。そしてこれからもこの壁に出会っていくでしょう。
しかし、4年前にSIYLIのCEOであるマーク・レサー氏と出会って始めたマインドフルネス・トレーニングによって、この壁を超える思わぬ方策に気づきました。

マインドフルネス・トレーニングによって、メタ認知=心に浮かんでは去ることを、現実と迷うことなく、心に浮かんでいることとしてそのまま認知することが可能になります。

そうすると、成功・達成・なりたい自分を求める心は、常に将来に行っていることに気づきます。
常に将来のアウトカムをイメージし、そこに至る様々な計画やイメージ、段取り(これらも全て今ではなく将来のこと)をいくつも思い浮かべているのです。
「あれやっとこう、これ確認しないと、この人に会おう、これも勉強しないと、、、」

これがデフォルトの心の状態になっていることに気づきます。

ジョン・レノンも言っていました。
“Life is what happens to you while you are busy making other plans.”(Beautiful Boyより)
「ほかの計画をあれこれ考えるのに忙しい間に、お構いなしに色々なことが起きるのが人生なのさ」

人生の波を先取りしようとするがあまり、みすみす今・ここで起こっている人生そのものを見逃しているのです。
そこでマインドフルネスでは、「今・ここ」に意識を取り戻すことをトレーニングすると聞いて、とりあえずやってみます。

  1. 「リラックスできていいかも」と始めるが、数分(時には数秒)のうちに、デフォルトである将来の計画やビジョンに意識が行き、「これじゃいけない。今に意識を戻さないと。」とあせる。
  2. でも、「今」の居心地がもひとつ良くない。漠然と期待したのと違う。
  3. 今にとどまっている場合じゃないんじゃないか。
    他の事をこなしていくべきではないか。
    こんなじっと座って何もしないで、何が得られるんだろう。
  4. ああ、また気が散った。いけない、今に意識をもどさないと。(2に戻って繰り返す)

それでもまた続けて、「今・ここ」に意識を置き続けるトレーニングをします。
なにしろ、がんばることは学んできていますから。(笑)

  1. やっぱり「今」って人が言うほど居心地よくない。
  2. あ、気が散ったことに気づいたときに自分を叱っているな。
  3. 「気が散っても、思考は思考として認知し、そっと呼吸に意識を戻す」だな。
    叱るんじゃなくて、「いらっしゃい、さようなら」って感じかな。
  4. 今になかなか集中できないけど、気が散っても「いらっしゃい、さようなら」ってやってみよう。
  5. 写真、動画、言葉、感覚、いろんなことがランダムに心に訪れるなぁ。(メタ認知の向上)
  6. ちょっと呼吸が自然に楽になったかも。

そして、またまた数週間続けて、「今・ここ」のトレーニングです。

さて、このプロセスで、「優しさ」の役割は何でしょう?

そして、またしばらくトレーニングを続けると、、、その2につづく

(ぼくら・しゃふぇ・きみこ)

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