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ハウツー(マインドフルネス)

雑念と子犬とマインドフルネス・トレーニング

2014.03.15

posture 背筋を伸ばしてしっかりと覚醒しつつリラックス(Alert & Relax)

 

毎日「今・ここ」をひたすら経験するこの時間。でもやっぱり気になる「雑念」や「今・ここから離れた状態」。

また、数か月に一度は「マンネリになっているのではないか?」「進歩がないのではないか?」などと思うこともあるのではないでしょうか。

【雑念と子犬】

そんな時、思い出すのがマインドフルネス心理学のリーダーの一人であるShauna Shapiro博士から学んだ言葉。

「あなたが飼っているいる子犬が家を離れてしまったとき、叱ったり非難すると、もっと遠くに行ってしまいます。綱を引っ張って無理に連れ戻そうとすると、ますます抵抗するでしょう。優しく『よしよし、こっちだよ』と誘い招いたほうが、すっと戻ってきます。」

「あなたのアテンションも同じことなんです。メディテーションで、意識が今・ここから離れてしまっても、厳しくしたり批判的になったらよけい戻りにくくなります。優しく子犬を誘い招くように、今・ここに戻せばよいのです。」

この一瞬の反射的な優しさ、これが穏やかな自信のあるプレゼンス(存在感)を醸し出すことにもなりますね。

マインドフルネス・トレーニングの一番のポイントは、

意識が今・ここから離れたことに気づけたこと

です。それ自体がトレーニングであり、進歩なのです。
そしてまた今・ここに戻り、また離れて、また気づく。

今・ここに生きている――そのことを自分はどう知覚しているか?
呼吸とは、身体からどう湧き起こるのか?
初心の目で、今はじめて体験したかのように、これらを観察するのもよいでしょう。

「今・ここ」にある自分、呼吸や生きているということの知覚と繋がる、という当たり前だけど当たり前じゃない時間を味わいましょう。

【期待するけど期待しない】

これを繰り返していくと、メタ認知力、情動のコントロール、集中力や思いやりが高まるーーーなどの効果と調査結果については過去のブログでお伝えしてきたとおりです。
そして、それらの能力に関連する脳の皮質自体が厚みを増すこともハーバード大学のSara Lazar博士らにより発表されています。
つまり、相当の努力によってやっとできていた神経活動が、繰り返しによりデフォルトの状態になったともいえるでしょう。

Psychology Today(2013年9月11日)では「今日からメディテーションを始める20の科学的理由」という記事で、健康・仕事・幸福感・人間関係など多岐にわたる効果、しかもリサーチで実証のあるものが紹介されています。詳細はこちら

で、ついつい結果を期待してしまうのですが、本人には自分自身の変化はなかなか気づきにくく、またこの期待自体が「今・ここ」から意識を離してしまうことも。

そこで、SIYLIの設立者であり、Googleの「陽気な善人」Chade-Meng Tanは次のように言っているわけです。

「メディテーションをする前はその効果に期待し、いったんメディテーションをはじめたら効果は期待しない」

彼自身、苦しみに満ちた自分から、幸せがデフォルト状態の自分になれたと言っています。
でもその過程では、期待を手放してひたすら続ける。

と、ブログ読者の皆様へお伝えしつつ、自分自身にも言い聞かせている私でした。
メディテーションの累計が1000時間を超えたばかり。まだまだです。
皆様と、また粛々と日々のトレーニングを続けていければと思います。

(ぼくらしゃふぇきみこ)

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