voice06SIYの学びを活かし、危険な現場を無事故で効率高く管理した、元「オラオラ系」リーダー

葛西さんは福島の除染作業管理というユニークな経歴の持ち主です。同僚お二人を連れて会場に来られ、最初はキョロキョロしていたご同僚もどんどんと真剣な眼差しでご参加いただくようになったのが印象的でした。危険で厳しい現場でもSIYの学びを活用されてきた葛西さんに、お話を伺いました。

SIYを受けるキッカケ福島の除染作業での重圧とストレスをなんとかしたくて書籍「SIY」を読む

私がSIYを受けたきっかけは、ゼネコン大手の一時協力会社の営業所長として、物凄い重圧とストレスに対処するためです。それは福島の除染作業という、それでなくても危険な現場作業にさらに大きなリスクとプレッシャーのある仕事の現場管理責任者という立場でした。
100名ほどの作業員が、大手ゼネコンの数百人のチームと競合しながら結果を出さなくてはならない、しかも作業員の安全も守らなくてはならない。そのストレスはものすごいものでした。
そこで我流で瞑想の本を読んで実践していたのですが、実はよく分からなくてこれでいいのか自信がなく、それで書籍SIYを見つけ、瞑想だけどアプローチが違うぞと思って読んでみたら、すごくわかりやすくて、科学的根拠もあって、まさに自分が求めていたことだと感じたんです。
私の実家では仏教の信仰が深く、生まれた時から念仏やお経は当たり前の生活でしたが、どのように自分の人生が良くなるかはわからなかった。でも、SIYではなぜ、どのように、脳や行動に変化があるかが具体的に述べられ、それが附に落ちてこれだ、と思ったんです。
それで検索したら、MiLIのSIYを見つけて、すぐに受講を決めました。

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受講中の感想カッとなるメカニズムと、聴いてもらえる感動

大きな気づきは３つあります。
まず自分はそれまでものすごく感情的で、カッとすぐなってしまってその勢いで行動し、浮き沈みが激しかったんです。感情の状態に気づくなんて全然です。扁桃体がどう感情や行動に影響しているかの原理をSIYで学び、自分の感情がどうしてそうなるのか、びっくりするほどよくわかったんです。
2つ目はマインドフルリスニングです。集中して話を聞いてもらえることの感動は、言葉にできないほどでした。また相手の話をしっかり聴くというのも、これまでやったことがない初めての感覚でした。
3つ目はSIYのセミナーが終わる一番最後に、皆で輪になって拍手をしあったとき、自分でもびっくりするほど感動したんです。目がうるんで、講師の君子さんもうるっとなってましたが、その感動で、学びが身体に落ちたというか、それが「これからも続ける」という強い決意になったんです。

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受講後の成果や成長無事故で売上２倍、オラオラ系から別人といわれるように

SIY受講中は、福島の除染作業の管理リーダーだったので、自分の実践はもちろんですが、自社の100人の作業員の安全のためには、まずは5人の管理スタッフへ浸透させることが重要だと思いました。彼らが売り上げに追い立てられて、感情的なまま立ち止まらないことで、作業員に大きな悪影響を及ぼすからです。
まずSIYで学んだ感情の管理法を印刷して事務所の壁に貼り、毎朝MiLIのYoutubeで10分のマインドフルネス瞑想も実施しました。

ちなみに、自分以外２人スタッフも無理やりSIYに一緒に連れて行きました。彼らは今でも瞑想を続けて、本当に行って良かったと感謝してくれています。
そして、売り上げは大手の倍を達成し、何より大切な安全面では事故０を達成し、契約元のゼネコン本社からも「どうやったのか」と訊ねられた程です。
現在は建設関係のITの仕事をしながら、次のステージに備えています。

個人的には、まず、人と話すとき自己中でガーっと自分勝手に話していたのが、自分の状態、そして相手の様子や言葉に気づきながら、コミュニケーションが取れる様になりました。これはその後受けたMiLIのMBCCの影響も大きいです。
そして、自分の機嫌がどうか、ということにも気付けるようになりました。機嫌が悪い時には気を付けて自分の状態を受け入れて、無理して頑張らなくなりました。
前は全然違って「ケンカ上等、オラオラ系」ですよ。（笑）それが、もう全然変わって、人に悩みとか相談を受けることが増えました。周りからも「すごく穏やかになった」「ありえない変化」と言われてます。
夢はずっと、青森で瞑想コミュニティを作りたいと思っています。オフラインの実際の場で、一緒に瞑想をしたり助け合える場を作りたいと思って、流れを見ています。
おじいちゃんおばあちゃんをはじめ、様々な地元の人に役立つ形で、SIYの学びが生かせると思い、楽しみです。