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コンパッション

New Leader Summit報告その2 コンパッションの旗手 LinkedIn CEOジェフ・ウェイナーの研ぎ澄まされた「ありのまま感」

2018.05.06

New Leader Summit報告その1 苦悩するシリコンバレー、年齢差別とダイバーシティより続く

【叡智とコンパッションで組織を育む ジェフ・ウェイナー】

ジェフ・ウェイナー(Jeff Weiner)はLinkedInのCEOであり、いち早くコンパッションを自社のサービスと組織作り両方の基盤として取り入れ、躍進的なビジネス成長を成し遂げ、LinkedIn社を3兆円企業とした。
「全米で従業員に最も尊敬されるCEO」(Glassdoor調べ)にも選ばれ、若くしてすでに伝説のCEOとの評価も高い。

ジェフ:LinkedInのリーダーに求める資質を次のように10年前に決め、それを貫いている。
1.Transformation(変容の力)
2.Integrity (誠実さ・言動が一致して信頼できること)
3.Humor (ユーモア)
4.Collaboration (ワンマンではなくチームで相乗効果を作れること)

つまり、結果が出せるだけでは不十分で、How—どうやって結果を出すか、も問うことだ。当然人事査定にも上記の要素を入れている。
多くの利害関係者がからむ難しい決断において、これらのHowも尊重するためには、自分と相手に対する認識力、そして相手の視点を理解できるコンパッションが不可欠だ。
認識力、コンパッションは質の高い意思決定・直感に結びつく。さらに、違いを理解しつつ、チームのつながりと強みに変容させる。

それは非常に難しいことだが、信頼のある組織のために苦労するだけの価値がある

ソレン:君は、社員の言動に疑問を持つと、すぐその場で聞きただす。それは意図的にやっていること?

ジェフ:100%意図してやっている。なぜ彼らがそうするのか、きちんと理解したいから。
自分でわかったと思い込まないためにも、起ったその場で確認して、変なよどんだエネルギーを直にクリアにするためだ。そこで放置して、ギャップがあとあと広がっていくのはお互いのためにならない。

ソレン:経営者、リーダーとして、どうしたらハッピーでいられる?

ジェフ:①コンパッションを持って経営すること、②コントロールできないことにエネルギーを注がないことだ。
自分を知り、自分が管理できること、つまり人への接し方、自分の価値観、それらを指針とするとき、ぶれることなく幸せになれる。
それに関連して、LinkedIn for GoodというNPO立ち上げ、100万人の恵まれない人たちに機会を与えるというプロジェクトをしている。
単に「慈善事業」や「寄付」ではなく、彼らが活躍できる「機会」を与えること、そこがポイントだ。

ソレン:New Leaderとはどういうリーダー?

ジェフ:Newかどうかは置いておいて、「共通の意義・大義(Purpose)を達成するために人をインスパイアする」リーダーだ。そのためには、次のことが必要だ、
・ビジョンのクリアさ
・違いを超えてつながりを創る勇気
・コミュニケーション能力
・意図しない影響・結果(Consequences)にも気づき責任を持つこと (KB注、環境への影響、テクノロジーの悪用の可能性も含めて配慮する、など)
最後の部分は、やっぱりコンパッションなんだよ。

ジェフ・ウェイナーとソレン・ゴードハマー(Wisdom2.0創設者)は、以前からの朋友で、二人の対談形式で語られる様子は、気取りも飾りもいらない「ありのまま」だ。10年もの間リーダーのあり方やコンパッションを探求し続けたジェフの胆力と、ビジネスで記録的な成果を上げるために研ぎ澄まされた認知力を持って行き着いたのがコンパッション。
コンパッションを取り入れるのは困難にあふれる道程である、と分かったうえで、それでも前進を続ける彼は、今後も多くのリーダーに影響を及ぼし続けるだろう。

その3 Googleと急成長スタートアップに共通する姿勢とまとめ  に続く(後日掲載)

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