マインドフルリーダーシップインスティテュート(MiLI)の荻野です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2013年より、リーダーシップ開発、組織開発の重要なアプローチとして、マインドフルネスを啓蒙し、 日本の企業にマインドフルベースのワークショップ、トレーニングを実施してきたMiLIではありますが、昨年 2017年は「マインドフルネス」が徐々に一般の企業、ビジネスパーソンに届いてきたという実感を 持った1年となりました。
ただ、マインドフルネスが集中力や生産性の向上、心身の健康と言った表面的な効果にのみ、フォーカスがあたり、 マインドフルネスが秘めるその本質の理解が進んでいないという危機感を感じた1年でもありました。
その本質の一つは、マインドフルネスから立ち上がるAwareness=認知力であり、平たく言えば気づきの力にあります。 そして、その気づきの対象は、自身の内面であり、周囲のメンバー、チーム、組織の状況、はたまた、自社を取り巻く 事業環境や自社の戦略の是非等であり、リーダーが事業推進や組織開発を行うには必須の力です。 また、自分自身や自分の組織がとらわれているバイアスやフレームワークに気づくことこそ、事業のイノベーションや クリエイションを起こしていくうえでの基礎となります。
だからこそ、「マインドフルネスがリーダーシップにどうつながるのか?」という問いには、私はいつも「全てです」と お答えするのです。
2018年以降、より一層VUCA時代への対応が事業の成否を分け、働く人たちが幸せな人生を送るかどうかのカギとなります。
まずは、リーダー自身が自分の内側にある使命感と価値観に気づき、それらを自らの軸として、強くしなやかにそして俊敏に、 新しい時代を切り開いていきましょう。
2018年のMiLIは、マインドフルベースのリーダーシップ開発、組織開発を進めるべく、以下のサービスを提供していきます。
お楽しみに!!
1)コンパッションリーダーシッププログラムのリリース:AWARE
マインドフルネスに続き、コンパッションも科学的に検証され、すでにLinkedinを始めとする欧米企業では企業文化の 構築やリーダーシップ開発に応用されています。 詳しくはこちら。